春日部商工会議所(埼玉県)、市、JA南彩、JA埼玉みずほ、庄和商工会、市観光協会、地元企業の川上製麺所、みたけ食品工業の8者はこのほど、「春日部産米を活用した食の新たな地域ブランド創出に向けた実証実験に関する基本協定」を締結した。
協定は、地域資源を生かした米粉適正米の栽培、微粉末の製粉、米粉の製麺・製パンなどさまざまな技術開発、米粉商品の開発の実証実験などを通じて課題を検証する内容。栽培するのは、米麺に適した品種「亜細亜のかおり」で、5月中旬に田植えを開始し、9月中下旬に稲刈りを行う。その後、協定で連携した「みたけ食品工業」と「川上製麺所」が収穫した米で製粉、製麺の実証実験を行い、サンプル麺を市内協力店に提供。各店舗の商品開発もサポートし、春日部の新たなブランドとして地元産の米粉が広く使われることを目指す。
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