全国各地の商工会議所が、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、10月11~24日に出展したいわきの〝逸品〟を紹介する。
いわき商工会議所は、いわき市で人気の移動カレー販売店「TEA TO EAT(ティートイート)」の冷凍カレーを紹介した。同店は、映画「フラガール」で知られる市内の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」の元フラガールとバンドマン夫婦が2016年に開業。野菜、フルーツ、鶏肉のうまみにオリジナルブレンドのスパイスを加えたヘルシーでスパイシーなレシピは、夫の和田幹之さんが楽屋で振る舞い好評だったカレーが原点だ。
市内でも評判になり、実店舗も構えたが、19年10月の台風19号により被災。現在は移動販売を中心に事業を続け、客の要望を受けて風味を損なわず店頭の味を再現した「冷凍真空パックカレー」を開発、受注生産でオンライン販売も始めた(https://www.tea-to-eat.jp/参照)。
今回は「オリジナル・スパイスカレー」、マイルドな「ココナッツ・スパイスカレー」、フルーティーな「フラシティー・スパイスカレー」と「辛口シーフード・スパイスカレー」の4種類を販売。今年2月にTV番組「ラヴィット」(TBS)で取り上げられ、東京圏での注文が増加したことから、都内のイベントでの出店に力を入れているという。
同所は「いわきの自慢のカレー。多くの人に知ってほしい」と応援している。
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