アジア商工会議所連合会(CACCI)はこのほど、豪州・メルボルンで3年ぶりに対面形式で総会を開催し、アジア太平洋地域の17カ国・地域の商工会議所から約170人が出席した。日本からは日本商工会議所の大島博特別顧問(CACCI副会長)が日本代表団の団長を務め、市瀬優子全国商工会議所女性会連合会(全商女性連)会長(当時)、青木大海日本商工会議所青年部(日本YEG)国際ビジネス委員会運営幹事ら13人が出席。総会では、「新たな時代における経済活性化に向けて商工会議所が果たす役割」をメインテーマに、「中小企業のデジタル化推進」「不確実な時代における起業家精神の促進」「進化する世界貿易システム」「新たな技術の活用による変革と成長の推進」などについて意見交換を行った。
また、豪州・ビクトリア商工会議所のピーター・マクマリン氏を新会長に選任。域内の青年起業家で組織する「アジア太平洋地域若手起業家グループ」(YEGAP)が発足した。
CACCIは、アジア太平洋地域の商工会議所などの経済界が協調・連携し、貿易・ビジネスの促進に向けた諸活動を行う組織。毎年、各国持ち回りで総会を開催しており、最近はこれに合わせて、ビジネス交流・商談会も行われている。
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