全国各地の商工会議所が、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、11月15~21日に出展した松江の〝逸品〟を紹介する。
松江商工会議所は、「まあ!新発見!松江の『良いもの』あつめました」をキャッチフレーズに、郷土菓子や事業者のこだわりの商品を販売した。
松江市の特産品を扱うアンテナショップ・八百万(やおよろず)マーケットは、市内で生産される甘いチェリートマトを使った「特製プレミアムトマトジュース」を出品。濃厚な味が、地元で人気の逸品だ。同店は地域の若手経営者らが立ち上げたまちづくり会社の店舗で新たな特産品の開発も行っており、同商品はその一つとしてアピールした。
養蜂家がプロデュースする蜂蜜専門店・いち花は、島根県産の「生はちみつ」を出品。非加熱処理のため蜂蜜本来の栄養がたっぷり含まれているという。松江の特産品であるイチジクやユズ、イチゴと蜂蜜を合わせてつくったジャムやマーマレード、「いちごミルクの素」なども販売した。
また、求肥にすりおろしたユズを練り込んだ松江の郷土菓子「柚餅子(ゆべし)」(福田屋)や、島根県産の餅粉と上用粉(うるち米の米粉)を合わせ、昔ながらのきねつき式で製粉した「だんごの粉」(永江製粉)、添加物を使わずにつくる「お魚ソーセージ」「揚げ蒲鉾(かまぼこ)」(to loved ones)などもブースに並んだ。
期間中は、事業者も店頭に立ち、試食提供や団子づくりの実演を行うなど、来店客にPRした。
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