全国各地の商工会議所が、東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で、地域の〝自慢の逸品〟を紹介する「地域うまいもんマルシェ」。今回は、1月10~16日に出展した西条の〝逸品〟を紹介する。
西条商工会議所は、海と山に囲まれた西条市の特産品を生かした新商品など、市内の7事業者からバラエティー豊かな商品を紹介した。
「愛媛かんきつ三姉妹」は〝わら焼きカツオ〟が人気の居酒屋Dining and Sake HAZUKIが開発した3種類のだしポン酢。かつお節と宗田節、さば節を使っただしに愛媛のブランドかんきつ「紅まどんな」と「橙(ダイダイ)」「柚子(ユズ)」を合わせた新製品だ。同所の支援の下、テストマーケティングを兼ねて出品した。
また、地元産のいよかんやイチゴを使ったゼリーのように〝飲める〟パウチタイプのわらび餅「フルーツわらび餅」(おおさかや 蔵はち)や、古民家カフェ・レストランno1(ノイチ)が監修した万能スパイス「チャートマサラシーズニング登花(とうか)」など斬新な商品も販売した。
一方、東予地方の伝統的な婚礼菓子「ぱん豆」(SOU・KOU factory)も出品。コメを膨らませたポン菓子で、昔ながらの味とキャラメル味など新しい味も紹介した。地元のたぬき伝説にちなんだ定番土産「たぬきまんじゅう」(たぬき本舗)、愛媛県産の真鯛や昆布、よもぎを使ったあられ(東陽製菓)、磯の香り豊かなばらのり(四国海苔)なども販売。同所は、にぎやかな陳列や個包装の試食の提供などで西条の魅力をアピールした。
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