宮城県気仙沼市出身のアーティストらで組織する実行委員会はこのほど、川崎クラブチッタで東日本大震災復興支援イベント「BLUE STAR FESTIVAL~復興に咲かす繋ぎ合う心~」を開いた。イベントでは、復興の思いを込めたライブ演奏のほか、気仙沼商工会議所青年部(気仙沼YEG)の協力による物産展も開催。来場者に東北の元気をアピールした。
当日は、震災から12年後の気仙沼の人々を描いた寸劇や、気仙沼市生まれ・在住のシンガーソングライター・熊谷育美さんや白崎映美さん(上々颱風)など、多数のアーティストらが出演。気仙沼への愛、復興への願いを込めたパフォーマンスで観客を圧倒した。
制作経費を除く当日の収益および募金は、気仙沼YEGに復興支援金として寄付。参加した同所YEGの佐藤則正会長は「気仙沼への継続的なご支援に心から感謝している。寄付金は次代を担う子どもたちに還元する形で役立てたい。これからも元気な気仙沼を発信しながら、子どもたちの明るい未来をつくっていきたい」と話した。
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