日本商工会議所と全国観光土産品連盟は2月10日、「2022年度(第63回)全国推奨観光土産品審査会」の受賞者の表彰式を都内で開催した。当日は、受賞企業や審査委員ら約80人が出席。服部幸應審査委員長(学校法人服部学園 服部栄養専門学校理事長・校長)をはじめ審査委員らが受賞者に賞状を授与した。
表彰式に先立ち、日本商工会議所創立100周年を記念してトークセッションを開催。「人生100年時代における観光・観光土産品への期待」をテーマに日本におけるウェルビーイングの第一人者、前野隆司慶応義塾大学大学院教授らが消費者目線・地域活性化の視点を交えて観光や観光土産品への期待を論じた。
同審査会は、観光土産品の育成・発掘に資することを目的に、1959年から毎年開催。全国各地の観光土産品の中から優れたものを「全国推奨観光土産品」として推薦し、特に優れたものに賞を授与している。審査部門は「菓子」「食品」「民工芸」「グローバル」の4部門。今回は全国314事業者から計553商品が出品された。
主な受賞者は、▽厚生労働大臣賞(菓子部門)「ひとくち煉羊羹 16本入」(榮太樓總本鋪/東京都)▽農林水産大臣賞(食品部門)「至福 極の茶箱」(鈴木長十商店/静岡県)▽経済産業大臣賞(民工芸部門)「鎌倉彫印鑑」(鎌倉はんこ/神奈川県)▽国土交通大臣賞(グローバル部門)「登録商標 冨貴寄 特撰缶 JAP AN(中)」(菊廼舎本店/東京都)。
日本商工会議所会頭賞(4部門)受賞者は、▽菓子部門「運つつみ(7個入)」(ティーネットプロ/宮崎県)▽食品部門「澤乃井 東京蔵人720ml」(小澤酒造/東京都)▽民工芸部門「ふたえ すず タンブラー」(あさか野窯/福島県)▽グローバル部門「いわきの野菜で作ったピクルス」(長久保食品/福島県)。
受賞者の詳細は、https://nippon-omiyage.com/archives/news/1992を参照。
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