留辺蘂商工会議所(北海道)は、4月から北見市留辺蘂町の道の駅「おんねゆ温泉」の指定管理を担う。昨年、指定管理者の公募で選定され、市議会の承認を経て北見市から受託した。「おんねゆ温泉」は、年間約万人が訪れている人気のサービスエリア。「家族で訪れたい道の駅ランキング」で2020年度から2年連続3位に選ばれており、地元の利用客も多い。
管理対象は、おんねゆ温泉郷の冷泉を用いて飼育する「北の大地の水族館」、特産品販売のほか手軽に木工作を体験できる「果夢林(カムリン)の館」、道の駅のシンボルタワーであるからくりハト時計塔「果夢林」などを含む、約4万3000平方メートル。同所の横山勝人会頭は、「おんねゆ温泉は、留辺蘂地域の核となる大型施設。地域産品のほか、野菜や日用品も扱うので、地元の方にも訪れてほしい。指定管理者として責任を持って運営に取り組みたい」と意気込む。
期間は4月から5年間。同所は今後、道の駅と周辺地区の食事、買い物、温泉などで使えるプレミアム付きクーポン券を発行するほか、さらなる魅力向上を目指し、道の駅での温泉施設の整備も検討している。
最新号を紙面で読める!