長崎商工会議所(森拓二郎会頭・十八親和銀行)青年部(長崎YEG)や長崎市、市民らがオール長崎で取り組んでいる「長崎の歴史文化を生かした夜景まちづくり」がこのほど、国土交通省の2023(令和5)年度「都市景観大賞」景観まちづくり活動・教育部門で大賞(国土交通大臣賞)を受賞した。同表彰は、良好な景観の形成に資する普及啓発活動の一環として1991年から毎年実施されているもの。都市空間部門と景観まちづくり活動・教育部門の2部門から各賞を選定する。
長崎の“夜景まちづくり”の取り組みは1993年の「平和の灯(ともしび)」(世界平和を祈念するキャンドル点灯)の開催を機に始まり、非核と世界平和への祈り、夜景観光の振興などを目的に、「ランタンフェスティバル」「長崎夜市」などのイベントを次々と開催。地域の関係者が連携して今日まで継続している。長崎YEGは2013年に「世界一の夜景都市長崎を目指す!」と提言、賛同する官民が連携して「長崎夜景プロモーション実行委員会」を発足し、夜景テーマ曲の制作や長崎のランドマーク「稲佐山電波塔」のライトアップなどの企画を実施してきた。同YEGなどによる取り組みは、日本商工会議所の2016(平成28)年度「全国商工会議所きらり輝き観光振興大賞」で大賞を受賞している。
今回の受賞は、30年にわたる活動の継続や親しみやすい夜間景観の創出、夜景観光を目的とした観光客の増加など地域経済に貢献している点などが高く評価された。
都市景観大賞の詳細は、https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi10_hh_000453.htmlを参照。
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記事提供: 日本商工会議所
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