武雄商工会議所(佐賀県)など市内23団体はこのほど、学校法人旭学園が武雄市に計画している男女共学の四年制大学「武雄アジア大学」の新設を後押しする「武雄市大学設置促進期成会」を発足した。発起人として、早期開学に向けてオール武雄による支援を呼び掛けた同所の溝上邦治会頭が期成会の会長に就任。四年制大学新設に向けての情報収集や要望活動などに取り組む今年度の事業計画などを承認した。
同学園の内田信子理事長は「地域連携、国際性、多様性にこだわった世界に開かれた大学にしたい」と述べ、学生と地域住民が連携して相乗効果を生むモデルケースを提示。新大学は、韓国をメインにアジアの産業・観光を学ぶ学部や次世代の教育者輩出を目指す2学部を設ける構想で、2025年春の開学を目指す。
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