―ビジネス現場の「即答力」重視にリニューアル!9月5日から申込受付開始―
「日商ビジネス英語検定 」 2023年度第1回試験を実施(10/15)
自宅PCで受験可能に/スピーキング・リスニングを導入
日本商工会議所(小林健会頭)は、10月15日(日)に「日商ビジネス英語検定」の2023年度第1回試験を実施します。本年度から、自宅PCで受験可能な「IBT方式」を日本商工会議所の検定試験では初めて採用するとともに、新たに「スピーキング・リスニング」の問題を導入するなど、ビジネス現場で必要とされる「即答力」を重視した形式・内容にリニューアルしました。
海外とのオンライン会議など、ビジネスの現場で英語を使う機会が増える中、英語で即時かつ正確にコミュニケーションできる能力が、今後ますます求められるようになると考えられます。日本商工会議所は、本検定試験の施行を通じて、国際ビジネスの現場で必要となる英語力や知識の習得を支援してまいります。
1.「即答力」が求められる実際のビジネスシーンを想定した出題
2.「スピーキング・リスニングを含む英語力 」を一つのテストで測る
3.「スコア制」により、実力の伸長度がわかりやすく
4.「自宅のパソコンで受験」する IBT 方式( Internet Based Testing )を採用
※「【別掲】[日商ビジネス英語検定のリニューアルについて](#s1)」もご参照ください。
1.主催:日本商工会議所・各地商工会議所
2.主な対象:英語によるビジネスコミュニケーションの基礎的な能力を身につけたい学生から
国際ビジネスの第一線で活躍する社会人まで広く活用いただくことを想定
3.実施日:2023年10月15日(日)(※受験する時間帯は申込時に複数の時間帯から一つ選択)
4.試験方式等:
■試験方式:インターネット経由で試験を行うIBT(Internet Based Testing)方式
受験者が所有するパソコンやタブレットを使用した自宅等での受験
■出題形式:スピーキング、リスニング(択一式)、リーディング(択一式)
出題数60問 試験時間30分
■判定方法:得点でレベルを判定
■試験結果:後日、スコアレポートをサイト上で確認可能
5.申込受付期間:2023年9月5日(火)~29日(金)
6.受験料:6,600円(税込)
7.申込方法:受験者ご本人が、商工会議所検定ホームページ[「日商ビジネス英語検定」のページ](https://www.kentei.ne.jp/english)からお申し込みください。
8.留意事項:受験に必要な環境整備(インターネット回線、必要機器等)及びそれに係る費用は、受験者ご自身の負担となります。
※第2回試験は2024年2月4日(日)となります。受験申込受付期間・申込方法、試験実施時刻等については、おって公表します。
本検定では、実際の国際ビジネスにおいて、企業内外の利害関係者と円滑な人間関係を構築し、ビジネスの目的を果たすために必要な、英語による「即答力」を重視しています。
- ビジネスで直面するシチュエーションにおいて、即時かつ正確に相手の発言内容を理解し、的確に応答することのできる力
- 相手との距離を縮めるスモールトーク(世間話や気軽なジョークなど)ができる力
- 文化的・哲学的・歴史的な背景に基づくキーワード・キーセンテンスを理解し、適切に引用できる力
- ビジネスに関する提案を承諾してもらうための、英語による論理的かつ具体的な表現力・説得力・交渉力
- 貿易実務、経営学、マーケティング、ビジネスに関わるような時事を理解し、ビジネスに活用することのできる力
サンプル問題など試験に関する情報を順次公開しています
サンプル問題など学習のための情報提供をはじめ、試験に関する情報を「日商ビジネス英語検定」のページにて順次公開しています。
【ご参考】公開プレテストの結果について
本番試験に先立ち、本年3月および7月に公開プレテストを実施したところ、合計で約125名に受験いただきました。その6割超が20~40歳代の就業者であり、「ビジネスシーンで実際に使えそうな表現が多く、学びが多かった」「自己啓発の勉強から始め、ゆくゆくは社内で必要な資格の一つとしていきたい」などの声が寄せられています。
ビジネスで英語を使うことのある社会人からは、「英語のプレゼン資料は、時間はかかったとしても何とか作れるし、会議でも予め用意したメモを英語で読み上げることはできる。しかし、相手の話をその場で理解して即答することが難しい」「英語での日常会話や仕事でそれほど困ることはないが、相手との距離を縮めるスモールトークが苦手である」などの声が聞かれます。 新しい形式の英語試験に期待
こうした力を身につける手段として、「ビジネスシーンで必要とされる英語力を測定・認定する試験があれば活用したい」「会議、旅行などではなく、交渉など複雑な場面設定の試験があれば挑戦したい」などの声が寄せられています。また、そのような試験を「会場に出向かず自宅などで受験できる」ことが求められるようになっています。 「即答力」を重視した内容に移行
従来の「日商ビジネス英語検定」では、主に貿易書類や英文レター等の定型に沿って「書く力」を重視してきましたが、ニーズの変化を踏まえ、リニューアル後は「即答力」を重視した試験とし、新たにスピーキングとリスニングの問題を導入することとしました。また、受験者の英語力やその伸長度を把握しやすくするため、級別に合否を判定する方式から、得点でレベル判定をする方式に移行します。加えて、自宅等のパソコンで受験できるIBT(Internet Based Testing)方式を、日本商工会議所が主催する検定試験では初めて採用します。
日本商工会議所 事業部
お問い合わせフォーム https://www.jcci.or.jp/post-331.html
記事提供: 商工会議所の検定試験
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