神戸商工会議所(兵庫県)の川崎博也会頭(神戸製鋼所)と楠山泰司専務理事は9月26日、兵庫県立長田高等学校を訪問し、「これからの神戸」をテーマに生徒らと意見交換会を行った。地元高校生との対話は、将来を担う若者など多様な世代のアイデアや意見を取り入れ、より魅力のある都市を目指そうと川崎会頭の発案で初めて実施。当日は、「神戸の良いところ・好きなところ」「神戸の弱み・課題」などについて同校の1年生10人と意見交換した。
参加した生徒は、「有馬温泉で日本文化や神戸ならではの体験を提供」「北野異人館でのコスプレ大会で若者を引き付ける」「旧居留地の利活用」「アリーナとハーバーランド、ポートアイランドを結ぶ水上交通の整備 」「バスや地下鉄、船を柱とした交通アクセスの改善」「有名なハーブティーを活用した染物体験」「神戸市のマスコットキャラクターの積極的な活用」「摩耶山の夜景へのアクセスの改善と登頂での魅力的なコンテンツの造成」など、神戸がより魅力あるまちになるための取り組み案を積極的に発言。意見を聞いた川崎会頭は、「新しい発見が多くあった。将来を担う若い世代が、自分の住むまち、神戸の産業やまちづくりに関心を持ち、実際にチャレンジしてみることが重要。おのずと神戸の魅力を感じ、未来の神戸の発展につながる」と期待を示した。生徒からは、「川崎会頭と直接双方向での意見交換ができ、自分では思いつかないアイデアもたくさんあった。神戸を魅力あるまちにしたいと感じた」「自分の住むまちについて考え、意見することは大切と感じた」「もっと神戸について知ってみたいと思った」などの感想が寄せられた。
(画像:地元高校の生徒と意見交換する川崎会頭ら)
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記事提供: 日本商工会議所
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