オリジナル衣装、華やかに
彦根商工会議所女性会は8月10日、彦根市の夏のイベントを締めくくる「第56回彦根ばやし総踊り大会」(彦根観光協会主催)に参加し、見事に「準グランプリ」を受賞した。彦根ばやし総踊り大会は、1960年につくられた民謡「彦根ばやし」に合わせて大勢の市民が商店街を踊りながら練り歩くもの。踊りや衣装、山車などが審査され、優秀な団体が表彰される。今年の総踊りには市内27団体、合計1205人が参加。女性会は、藤田敦子会長を先頭に会員や同所女性職員ら26人がシルバーと黄緑の華やかな衣装に身を包んで登場し、「彦根城を世界遺産に」のキャッチフレーズを背に「彦根ばやし」や「江州(ごうしゅう)音頭」を軽やかに踊った。女性会の衣装は会員有志がアイデアを出し合い、会員事業所協力の下に作製したオリジナルの力作だ。
表彰式で準グランプリに女性会の名前が読み上げられると、会場から大きな歓声が上がった。女性会は88年から総踊りに参加、2009年にはグランプリを受賞するなど数々の受賞歴を持つ。毎年華のある衣装と踊りで、イベントを盛り上げている。
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