京都商工会議所は10月27日、「京都・観光文化検定試験20周年式典・講演会」を開催した。同所の塚本能交会頭は、「京都検定は多くの方からご支援いただき、京都を深く知りたいと感じて受験いただいた皆さまのおかげで、地域に定着できた」と感謝の意を示し、検定の普及に貢献した関係者ら7人に感謝状を贈呈。同所では、20周年を記念したさまざまなイベントを展開し、京都検定をアピールしている。
京都検定は、京都の豊かな歴史や文化、祭り、暮らしなどの知識をおもてなし力向上に役立てるとともに、幅広い切り口で〝京都通〟度を測る試験。2003年に創設し、年間約6000人、延べ15万人が受験している。
式典には関係者約500人が出席し、検定の普及に貢献した個人や団体へ感謝状を贈呈。同所の塚本会頭は、「京都検定を通じて企業同士が交流し、連携事業が実施されるなど、京都を盛り上げようとする活動の輪が着実に広がっている。20周年の節目を機に、日本を代表する文化観光都市・京都の一層の飛躍に向け、尽力していきたい」と抱負を述べた。
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