上野商工会議所(三重県、田山雅敏会頭・中外医薬生産)や市などでつくる実行委員会は12月9日、武道の教練も行われていたとされる江戸時代の藩校「崇広堂」を会場に、天下一の忍者を決める「忍者一武道会」を開催した。市全域を舞台に、歴史や文化、自然、食などの体験メニューで観光客をもてなす「いがぶらり体験博覧会(いがぶら)」のプログラムの一環。伊賀が忍者の里として知られていることから、忍者を中心とした新しい形のスポーツ文化を広げようと企画した。
「忍者一武道会」は、当たっても痛くないソフト剣を使ってリアルな剣術での闘いを安全に楽しむ競技。3分以内に相手の体に先に武器を2本当てたら勝ちとなる。当日は、全国からマイ忍者衣装などを身にまとった20人が参加。トーナメント戦で本格忍者バトルを繰り広げ、1~3位までの勝者には、金、銀、銅の手裏剣が贈られた。同所など実行委員会は、「今回の大会をきっかけに、伊賀からアクティブな忍者文化を広げていく」と意気込む。
(画像:本格バトルを繰り広げる参加者)
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記事提供: 日本商工会議所
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