身体的負担減らす技術などを学ぶ
茂原商工会議所女性会では3月17日、茂原市内の特別養護老人ホーム「第二長生共楽園ひめはる」で開催された介護教室(主催:社会福祉法人長生共楽園)に、メンバー6人が参加した。会場となったのは同女性会の林はるみ会長が運営する施設で、介護教室は30年にわたり開催されている。介護職に就く人や介護を学びたい人などが毎回20人程度受講しており、女性会が受講するのは今回が4回目。高齢者への理解を深め、介護を知ってもらおうと始めたものだ。
当日は、「福祉用具の活用」と「在宅介護の技術」について受講。介護保険サービスを利用する際の申請の仕方や介護レベルに合わせた福祉用具の貸与について学んだほか、ボディメカニクスの八つの原則(要介護者を動かす際、要介護者と介護者双方の身体的負担を軽減する方法。全身を使う、てこの原理を利用するなど)に基づき、車椅子など用具を使って介護技術を体験した。
参加メンバーからは、「介護を合理的かつ安全に行うために技術を知ることは必要不可欠」「大変ためになった」などの声が挙がった。同女性会は、今後も介護教室への参加を継続的に行っていく。
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