船橋商工会議所青年部(千葉県・船橋YEG)は2月2日、地元の大学生と開発したパウンドケーキ2商品を発表した。
同YEGがディレクションを行い、フードロス削減につなげるため、会員事業所のトマト園、梨園で規格外として廃棄されてしまうものを活用。千葉商科大学の学生がコンセプト、パッケージデザインを提案し、市内の福祉作業所に製造を依頼して商品が完成した。
味は梨とトマトの2種類。梨のパウンドケーキにはドライフルーツの梨が入っており、その食感と梨本来の甘みを味わえる。トマトのパウンドケーキは、生地にトマトが練り込まれ、トマトのほんのりとした香りや甘み、酸味を楽しめる。
商品名は、船橋にちなんで「渡り船のパウンドケーキ」「架け橋のパウンドケーキ」と命名。この日行われた同YEGの新年賀詞交歓会で、大学生と共に2商品を披露し、試食した市長からは「梨とトマトの風味が感じられておいしい」と好評だった。
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