日本商工会議所青年部(日本YEG)は、第18回YEG大賞の受賞者を発表した。グランプリは鳥取YEGの「第2回高校生ビジネスプランコンテスト」、準グランプリは白山YEGの「いいとこ白山鉄道まつり2023」、優秀賞は浜松YEGの「全体研鑽事業『渋沢栄一すごろく』」、特別賞は綾部YEGの「『綾部市民の日』関連事業『講演会』、子どもの職業体験」が選ばれた。3月16日に石川県小松市で開催された第43回全国大会の記念式典で表彰式が行われた。
同事業は、全国の商工会議所青年部(YEG)が主体となって取り組む魅力ある事業などを表彰するもの。98事業のエントリーがあり、全国のYEG会員による投票を経て各賞を決定した。
グランプリに輝いた鳥取YEGの「第2回高校生ビジネスプランコンテスト」は、鳥取市の高校を対象に同YEG会員が所属する実際の企業と連携を行い、地元企業の課題に向き合いながらビジネスプランを考える企画。単に企業の課題をクリアするビジネスプランを考えるだけではなく、高校生に鳥取の魅力・強みを同時に考えてもらうことで、高校生に「鳥取愛」を芽生えさせることを目指した。参加した高校生からは「地域の企業のことがよく分かった」「地元の企業に就職したい」といった声が寄せられた。
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