習志野商工会議所(千葉県)は6月7~9日に習志野市のご当地グルメ「習志野ソーセージ」の陸上自衛隊第1空挺団コラボセットを3日間限定で販売した。セットの内容は習志野ソーセージ3本、空挺団のクリアファイルとステッカー。期間中は県内13店舗で410セットが販売された。同所が9日の千葉県産フェアに参加し、販売を行ったイオンモール津田沼店では予定されていた100セットが2時間で完売した。
同市は、習志野ノ原一体にあった第1次世界大戦の俘虜(ふりょ)収容所でドイツ式ソーセージの製造方法が日本で初めて伝えられたソーセージ製法伝承の地。習志野ソーセージはその歴史を元に、伝来当時の味を再現して現代風にアレンジした。今回のコラボは陸上自衛隊唯一の落下傘部隊である第1空挺団と同市の結びつきを深め、周辺地域での双方のイメージアップと習志野ソーセージの周知拡大、明治時代からの陸軍大演習場である習志野ノ原と現在ある駐屯地の歴史を若手空挺団隊員にも継承するために企画された。
同所担当者は「習志野の歴史を若者にも伝えるため、今後も空挺団とのコラボ企画などで交流を続けていきたい」と語った。
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