日本政府観光局(JNTO)は9月18日、8月の訪日外客数を公表した。これによると、8月の訪日外客数は293万3000人で、前年同月比では36.0%増、2019年同月比では16.4%増となり、7カ月連続で同月過去最高を記録した。台風7号の影響は見られたものの、前月に引き続き学校休暇による訪日需要の増加や、東アジアでは中国、東南アジアではシンガポールとインド、欧米豪・中東地域では米国などで前年同月に比べて訪日外客数が増加したことが押し上げ要因とJNTOはみている。
8月の訪日外客数を国・地域別で見ると、中国が74万5800人(19年同月比25.5%減)で最多。次いで韓国61万2100人(同98.3%増)、台湾56万4300人(同34.3%増)、香港24万6600人(同29.6%増)、米国17万4000人(同47.7%増)の順となっている。
1~8月の累計では、韓国が581万1900人(19年同期比22.8%増)と最も多かった。
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