大船渡商工会議所(岩手県、米谷春夫会頭・マイヤ)が事務局を務める「千石船『気仙丸』利活用推進協議会」は10月12、13日、かつて太平洋沿岸を往来した千石船を復元した「気仙丸」に乗船して見学できる「気仙丸ふれあい展示会2024」を開催する。イベントでは、気仙地域(岩手県大船渡市、住田町、陸前高田市、宮城県気仙沼市)の交易の歴史や気仙丸の建造の経緯、船体の構造などについてガイドの解説を聞きながら見学するガイド付き見学会と、自由に船内・船上を見学するフリー見学会を実施。ファミリー向けにロープワーク体験も実施する。気仙丸は歴史的文化遺産として後世に伝えようと同所が中心となって建造資金を集め、「気仙船匠会」が建造復元して1992年の「三陸・海の博覧会」に出展したもの。出展後は海上に係留されていたが、2021年から陸揚げ展示している。参加費は無料。
詳細は、https://ofunatocci.or.jp/?p=6186を参照。
記事提供: 日本商工会議所
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