朝礼時の体操に取り入れ、体力面と社内コミュニケーションの向上を図る
JFEスチール西日本製鉄所(倉敷地区)からほど近い弘化産業は、行動災害リスク低減のため、今年から「アクティブ体操®」を取り入れ、全社を挙げて「安全体力®」の向上に取り組んでいる。1年分の成果を数値で測る2025年年明け早々の「安全体力®」機能テストを待つまでもなく、効果も見えてきたという。
加工材料の多様化により高齢社員や女性も就労可能
JFEスチールや三菱自動車工業、ENEOS、中国電力などの大企業8社を筆頭に、大小200を超える企業が集積する倉敷・水島コンビナート。その一角に操業する弘化産業は1969年に波型スレートの加工会社として始まった。現在は建物外装の施工や各種電気工事に加えて、建材や梱包資材の生産加工、製缶板金加工まで手掛ける、実績豊富な“モノづくり”系企業だ。 「弊社のモットーは『first-call-company』です。お客さまの課題に関し、『とりあえず弘化産業さんにお願いしてみようか』と最初に思っていただける企業でありたい。先代の頃から意図して業容拡大を続けてきたのも、お客さまが相談しやすい体制を整える狙いからです」と、現社長の福武邦明さんは語る。
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