松本商工会議所(長野県)が事務局を務める松本広域温泉協会はこのほど、公式サイトを開設し、人工知能を活用したチャットサービス「AI温泉コンシェルジュ」を公開した。同協会は、松本市や周辺地域の温泉資源を活用した観光振興を目的に設立。同所が会員企業のDX化やAIの導入推進を図る中で同協会へ提案し、開発に至った。
同サービスは、パソコンやスマートフォンから24時間アクセス可能で、対話形式で回答するChatGPTに加え、精度向上や応答速度の最適化に同所独自のノウハウを活用することで、泉質や景観、観光スタイルなど利用者から提示された条件を基に初めて訪れる人や外国人観光客にも旅行前の最適な温泉プランを提案する。同所はAIについて、2023年から本格的な研究を開始しており、効率的に学習し、応答速度を向上させる学習データの作成方法を発見したことから、独自に加工した同協会会員約150の施設データをAIに学習させ同サービスに運用している。
同所担当者は「今回の取り組みは、人手不足などの課題を抱える中で、AIが温泉や旅館施設のPRを支援するDXの一例になったと考えている。今後も長野県の温泉や観光の魅力を発信するとともに、AIの活用が地域や会員企業の発展に寄与するよう、積極的に取り組んでいきたい。また、同様の課題を抱えている地域や企業とも連携し、AIの可能性をさらに広げていきたい」と展望を述べた。
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