大竹商工会議所(広島県)はこのほど、「おおたけ企業ガイドブック」を初めて発行した。同ガイドブックは大竹市内の事業所の課題である人材不足の解決策の一つとして、事業所のPRが必要との意見が挙げられたことから作成。将来の担い手となる学生に周知するため、1000部を市内の中学、高校や近隣の高校、大学に配布した。
大竹市内の製造業、建設業、食品関係などさまざまな業種の54事業所の概要とアピールポイント、事業者からのメッセージを掲載しているほか、「うちの自慢の社員」として社員が業務内容ややりがいなどを語るコーナーも設けた。今秋には、ウェブ上での公開も予定している。
同所担当者は「長期的な視点で来年以降も続けていきたい」と述べた。