小野商工会議所(兵庫県)や業界団体などでつくる実行委員会は10月26~27日、小野市内の企業や店舗が新商品やサービスをPRするイベント「おの恋楽市楽座」を開催した。昨年までの「小野市産業フェスティバル」は市外からの出展者が半数を占めていたことなどから、今年は市内の事業者に限定して改称。小野市経済の一層の振興と発展を目指しての再スタートとなった。
会場は小野市うるおい交流館エクラ周辺で、屋外には49団体100コマのブースが登場。「小野を見たい」「小野を知りたい」「小野を食べたい」「小野でやってみたい」という四つのエリアに分けて同市の魅力をアピールした。イートインでは、名物ご当地グルメ「おの恋ホルモン焼きそば」に長蛇の列ができ、体験コーナーでは小さなドローンを操縦してお菓子を釣り上げるゲームを用意。子どもたちも遊べるように工夫するなど、幅広い年代が楽しめるイベントとなった。
清々しい秋晴れの下、集まった来場者は2日間で延べ4万5千人。「楽しかったから来年もまた来たい」と喜びの声が多数寄せられた。同所では、今後も「おの恋楽市楽座」を地域経済に寄与できるイベントとして定着させられるよう計画中だという。
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