三島商工会議所(静岡県、石渡浩二会頭・石渡食品)8月20日、韓国の京畿道(キョンギド)商工会議所連合会の役員17名を迎えて視察懇談会を開催した。同懇談会は、同連合会からの「日本を訪問して地域の商工会議所との経済交流と製造業の視察を行いたい」という依頼に、同所が応えて実現したもの。
まず、同所の石渡会頭は、「韓国と日本、そして京畿道と三島。距離は離れていても、地域経済の発展を願う気持ちは共通であり、こうした交流を通じて、双方のビジネスや地域の発展に資する新たなつながりが生まれることを期待している」と述べた。次に、裵海童(ぺ・ヘドン)会長は「互いの知恵と経験を分かち合い、今後も持続的な交流と協力で互いの発展に寄与していきたい」と語った。その後、双方の地域の特性や産業などについての紹介に続き、記念品交換では同所から三島茶わんが贈られた。
視察は、建設機械や自動作用検査機器などの開発を行う丸善工業の工場で実施し、同社の概要や主要製品などについて説明がされた。
記事提供: 日本商工会議所