日本・東京商工会議所が事務局を務める日本・スリランカ経済委員会は9月29日、日本貿易振興機構(ジェトロ)、駐日スリランカ大使館、経済産業省、スリランカ投資庁と「スリランカビジネスフォーラム」を開催した。
フォーラムは、スリランカのアヌラ・クマーラ・ディサナヤケ大統領の初来日に合わせて実施。当日は、日本側から日本・スリランカ経済委員会の小林文彦委員長をはじめ大串正樹経済産業副大臣(当時)、ジェトロの石黒憲彦理事長、磯俣秋男駐スリランカ大使ら、スリランカ側からディサナヤケ大統領をはじめセイロン商工会議所のクリシャン・バレンドラ会頭など総勢150人が参加した。
冒頭あいさつした小林委員長は、「スリランカはインド洋の要衝であり、その発展は地域の安定と繁栄に不可欠」と述べるとともに、「官民が連携してオールジャパンでスリランカの経済・社会の発展、ひいてはインド太平洋地域の平和と繁栄に向けて注力したい」と意欲を示した。
フォーラムでは、ディサナヤケ大統領が基調講演に登壇。同国の地政学的な優位性について説明した上で、「サプライチェーンの選択肢を多様化したい日本企業にとって理想的な市場である」と述べ、日本企業の投資を呼び掛けた。経産省からは、南アジアの巨大市場を生かした域内貿易の促進などを目指す「輸出志向型産業回廊構築に向けたロードマップ」の概要を説明。その他、進出日本企業による事例発表を実施した。フォーラム終了後は、スリランカ企業とのネットワーキングセッションが開催された。
