日本政策金融公庫は12月11日、「2026年の中小企業の景況見通し~『中小企業景況調査』(2025年11月)の付帯調査~」を公表した。調査は三大都市圏の取引先900社を対象とし、500社から回答を得た。
調査結果から25年の業況判断を見ると、前年に比べ「改善」とする企業割合が23.7%、「横ばい」53.2%、「悪化」23.1%。26年の見通しは「改善」24.0%、「横ばい」60.8%、「悪化」15.2%だった。26年の業況判断DI(「改善」から「悪化」を引いた企業割合)は8.7と25年から8.1ポイント上昇する見通しだ。
25年の業況が「改善」と判断した要因は「国内需要の動向」(68.7%)の回答割合が最も高く、次いで「製・商品の販売価格の動向」「主要原材料などの仕入れ価格の動向」の順となっている。
26年の売上高見通し(前年比)は「増加」28.3%、「横ばい」59.7%、「減少」12.0%で、売上高DI(「増加」から「減少」を引いた企業割合)は16.3と25年(5.9)から10.4ポイント上昇する見通し。設備投資額は「増加」19.5%、「横ばい」60.5%、「減少」20.0%で設備投資額DIは▲0.4と25年から6.0ポイント低下する見通しだ。
26年の経営上の不安要素は「原材料価格、燃料コストの高騰」が64.5%と最も高い割合を占めた。一方、期待する要素は「円高による輸入製・商品などの価格の低下」(19.7%)が最も高く、「原油価格の下落によるコストの低下」「株高や所得の増加による消費マインドの改善」と続いた。
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