愛知県JR尾張一宮駅の北側の閑静な住宅街の一角に店を構える野田屋菓子舗。創業は1945年5月で、昨年創業80周年を迎えた和菓子店だ。今回紹介するのは同店の看板商品の一つである「いちご大福」。
同商品は、現店主で三代目の野田錦市(きんいち)さんの父・満男さんが「子どもたちを大切にする」初代の姿を見て、「子どもたちに喜んでもらえる菓子」をテーマに開発したもの。子どもたちに好きな食べものを聞くと「いちご!」という声が上がり、それに満男さんの「子どもたちに大きな福を」の願いが加わって「いちご大福」づくりが始まった。そして初代が亡くなってから20年、同店創業40周年の節目である85年3月に販売を開始した。
「当店のいちご大福は、いちご一粒をまるごと食べるような醍醐味を贅沢に感じられるようバランスを考えてつくっています」と話す錦市さん。また、満男さんはいちご大福の職人としては唯一、全国和菓子協会から「伝統和菓子職」の認定を受けている。また同商品は、菓子博で名誉総裁賞を受賞するなど高い評価を得ている。
同店は2024年度に全国銘産菓子工業協同組合から「御菓印(ごかいん)」認定を受け、名実ともに東海地方を代表する和菓子店として、今日も丁寧に「いちご大福」をつくっている。
お問い合わせ
有限会社野田屋菓子舗
所在地 : 愛知県一宮市今伊勢町馬寄呑光寺4-6
電話 : 0586-73-7280
