190施設紹介、表紙にAR機能も
富山県商工会議所連合会と県内8商工会議所(富山・高岡・氷見・射水・魚津・砺波・滑川・黒部)は1月末日、県内の工場など産業観光施設および観光ルートを紹介するガイドブック『富山産業観光図鑑2020』を発刊した。
同ガイドブックは、A5判48ページ、オールカラーで2万部を発行。見学・体験可能な190施設を掲載している。富山の〝ものづくり〟や〝名水〟などテーマごとにモデルコースが紹介されており、今回は「令和と万葉集」の特集ページを設けて国文学や万葉集を楽しめる施設も紹介した。表紙にはAR(拡張現実)機能を付け、アプリ(COCOAR2)をスマートフォンにインストールすれば県の観光PR動画も楽しめる。
同ガイドブックは北陸新幹線開業に合わせて2015年から毎年発行。産業観光、広域観光を推進するツールとして県内外から好評を得ており、ものづくりへの理解促進のため県内の小・中・高校、大学の授業テキストとしても活用されている。17年からは地元就業の促進を目的に、とやま産業観光推進協議会と連携し、図鑑に掲載されている施設を巡る大学生向けバスツアーも開催している。
図鑑は県内のホテル・旅館、観光案内所、北陸新幹線沿線・関西圏の商工会議所などに配布。デジタル版はhttps://www.info-toyama.com/s/news/622/を参照。
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