市原市は千葉県の西側中央部、東京湾岸沿いに位置する人口約28万人の都市です。当市南部には最近話題の地磁気逆転地層のチバニアンがあり、臨海部には日本を代表する石油化学コンビナートを有しています。面積は368㎢と県下一で、製造業、農業、観光業のバランスがとれた広域都市です。
当市はかつて天平時代に上総国の国府が置かれ、文化、政治の中心地でした。そして今年は更級日記の作者である菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)が市原から京の都へ旅立って千年の節目に当たります。当所では、この歴史的背景を軸に「雅(みやび)」なイメージのいちはら国府ブランドを立ち上げ、認定商品をPRしています。また、コース数日本一のゴルフ場にちなんだゴルフボール最中を平成30(2018)年に開発、当市を代表する土産品として大変好評です。
会員向け事業では、高校生を対象にしたゴルフ場と臨海部企業への職場体験ツアーを数年前から実施。これは若手の人材不足が課題である会員事業所の人材確保と育成を目的としたもので、これを機に就職した生徒もおり、当該事業所から高い評価を受けています。
また、毎年開催している、当市のシンボルの木である銀杏(いちょう)から命名した異業種交流会「銀杏の会」は、産官学農観が一堂に会し、400人を超す参加者のビジネスチャンス拡大の機会となっています。
さらに、経営理念をしっかりと持ち、従業員、取引先、お客さま、地域社会を大切にした思いやりの経営を実践している事業所を表彰する「市原で大切にしたい会社表彰」を3年前から実施しています。事業所のブランド化、そして働く方の励みになればと考えています。
このように当所の実施事業は、当市の資源や特性を活用した取り組みであり、ここに住む人たちが、このまちを愛し、誇りに思えるようにすることが当所の責務と考えています。高い志を持って事業を継続することで、必ずや成果が生まれると信じています。
弊社は幕末まで鶴牧藩の藩士として仕え、明治45(1912)年に小間物卸として創業しました。
「夢と浪漫と信頼」の理念の下、経営の原点である【人を尊重し、人を大切に】をモットーに、広く社会に期待され信頼される企業となるように努めております。また、働く方の先進的思考を育てるオフィス環境が必要とされている時代の変化に即して、弊社では①書籍・文具・事務用品などの販売、②化粧品・日用品・雑貨などの販売、③オフィスのデザイン設計、施工、家具製作、設備工事、電気工事、内装工事、造園工事、営繕工事、引っ越し事業、④マンション経営・管理・不動産売買・仲介、これら4事業部で総合的なサービスを提供し、確かな技術と常に未来を思索する態度をもって、お客さまから必要とされる企業を目指しております。
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