鹿屋商工会議所(鹿児島県、新屋浩一会頭・マルジン)女性会は、大隅半島唯一の百貨店として親しまれた「桜デパート」の名物、「桜まんじゅう」を夏祭りで復活させた。桜デパートは閉店から32年が経過。桜のマークが焼き印された名物まんじゅうも閉店と同時に姿を消したが、「懐かしい味をみんなに食べてほしい」と同女性会のメンバーが製造・販売に取り組んだ。鹿屋市内のカフェで事前に試作し、8月1日の「かのや夏祭り」で、1個200円で販売すると、用意した300個は4時間で完売した。中身は粒あん、白あん、いもあんの3種類。「懐かしい」という声も多かったが、当時の味を知らない子どもたちにも人気だった。桜まんじゅうの販売は単なる食品販売ではなく、地域の歴史や文化を未来へ受け継ぎ、イベントの魅力向上や地域のにぎわいづくりにつなげる取り組みであり、売り上げの一部は熊本地震義援金として寄付が予定されている。
記事提供: 日本商工会議所

