和歌山商工会議所青年部(和歌山YEG)は3日、若手経営者の交流とビジネスマッチングを図る初の展示商談会「YEG EXPO(エキスポ)」を和歌山ビッグ愛大ホールで開催した。同商談会には同YEG会員企業のほか、紀州有田商工会議所青年部(紀州有田YEG)会員企業など和歌山県内で成長中の企業が29ブース33社出展。建設業、製造業、小売業、情報通信業、広告業、飲食業など多彩な業種がそろい、約340人が来場した。
会場には個社のブースのほか、軽食やドリンクを提供する飲食ブースも設置。各ブースで活発な商談や交流が行われた。また地元の弁護士による「ネット炎上」をテーマにした講演や、介護施設運営会社役員による認知症の話、電動バイク「グラフィット」製造会社CEOによるお金の話など事業のヒントになる講演会も実施した。
当日のアンケートでは、出展者から「他社のブースを見て勉強になった」「多くの企業と話せる良い機会になった」との声が、来場者から「企業の人と顔を合わせて話が聞けた」「講演会の内容が面白かった」などの声が挙がっている。同YEGは「具体的な商談につながりそうな案件が数件あったというブースもあり、全体的に好評だった。また開催できれば」と話している。
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