札幌商工会議所(北海道)は、夜間観光サービスを掲載したウェブサイト「サッポロナイトパッケージ」を開設し、札幌市内の夜間観光スポットの活性化を目的とする実証実験をスタートさせた。
かねてより、ウェブを活用したインバウンド対策を進めてきた同所。夜間観光サービスを充実させて訪日外国人観光客の関心を集めることを目指した取り組みで、すすきのエリアや狸小路エリアで、夜間から深夜にかけて営業している飲食店やダンスクラブ、マジックバーなど17店の協力を得て、日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語の5言語で紹介している。同サイトではクーポン券の取得ができるメリットもある。
Wi-Fiやプッシュ広告を活用した利用者の店舗滞在時間や動線などの調査と合わせて、参加店舗へのヒアリングなどを通し、インバウンドに好まれる価格帯やサービス内容を把握して今後の夜間観光活性化につなげていく考えだ。
累計ダウンロード数が100万件超、利用者の約7割が訪日外国人という札幌市公式アプリ「札幌いんふぉ」とも連動させる。
詳細は、https://sapporonight.com///を参照。
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