YEG(青年部)フラッシュ 古都三都をつなぐ文化と新しい歴史 「京津奈21懇談会」

京都YEG/大津YEG/奈良YEG

左から京都YEG会長・西村寛和氏、大津YEG会長・長岡利典氏、奈良YEG会長・森本恵史氏
取材・写真撮影:日本商工会議所青年部(日本YEG)広報委員会

全国のYEGでは、地域の特性に応じたさまざまな事業に取り組んでいる。今回は、京都(京都府)・大津(滋賀県)・奈良(奈良県)の3YEGが連携して平成4年度から開催している「京津奈21懇談会」について紹介する。

「京津奈21懇談会」は、京都商工会議所・大津商工会議所・奈良商工会議所が「古より継承される三都の文化財の魅力に迫る事業」を展開している中で、若手経営者である青年部同士でもつながりを持ち、各地の歴史や文化を互いに学び、交流を深めることによるビジネスチャンスの創出と、各単会の事業活動を報告し合い、今後の単会活動へつながる意見交換会を行う事業である。平成4年度に「京都・大津・奈良商工会議所青年部懇談会」として開催されたことが始まりで、平成5年度以降は、各単会が年1回ずつ主催し、年3回開催されるようになった。平成6年度に、各単会の頭文字と21世紀につながる事業ということから「京津奈21懇談会」に名称変更した。

今年度は、7月に「第73回 京津奈21懇談会」を京都YEGが主催し、今年3月にグランドオープンし、京都商工会議所も入居する「京都経済センター」を視察した。同施設は京都の繊維産業の振興拠点で、京都ファッション界の情報発信源として、地域経済の発展をリードしてきた「四条室町」に京都の経済団体等が集結し、多様な人々が集う「交流と融合」の場を提供しているもので、最新の環境を実際に見て学ぶ良い機会となった。

次に、「祇園祭 函谷鉾体験」を実施。実際に函谷鉾に乗り、文化として街に溶け込んでいる様子を学んだ。

その後、懇談会と懇親会を開催。懇談会では今年度開催した事業の報告と今後の活動予定を発表、懇親会では各単会のメンバー同士が活発に意見交換を行い、また、今後のビジネスチャンスの創出につながるように積極的な交流が行われた。

令和元年度3YEG会長へ一問一答

《京都YEG会長・西村寛和氏》

Q1 京津奈21懇談会を今後どのような形で継続していきたいと思いますか?

年に3回、今回で第73回まで続いてきた歴史や意義を感じながら、次代に必要とされる京津奈21懇談会の形を常に考え、工夫して楽しく開催できる形を継続したい。

今回は京都での開催ということで、今春オープンした京都商工会議所が入る京都経済センターの視察と、祇園祭の函谷鉾を見学していただいた。また、懇親会では初対面のメンバーもあっという間に仲良くなり、改めてYEGの絆、連帯感は素晴らしいと実感させてもらった。

《大津YEG会長・長岡利典氏》

Q2 京津奈21懇談会のメリットは何でしょうか?

他府県の単会の取り組みについて、直接話を聞けること。京都は近畿ブロック最大級の会員数の単会だし、奈良は近畿ブロックの中でも有数の出席率を誇る単会なので、会員拡大や出席率の向上について参考になる施策が多い。大変刺激を受けており、京都・奈良で取り組んでいることを大津にも取り込めるようにしていきたいと思っている。

どのような集まりでもそうだが、参加者が楽しいと思えること、そして、メリットを感じられる会にすることが重要だ。実際に商売につながるような出会いや、新たな事業の種になるような情報を得られるようなメリットを感じられる会にしていくことで、今後も継続していけると思っている。

《奈良YEG会長・森本恵史氏》

Q3 京津奈21懇談会を今後どのような形で継続していきたいと思いますか?

何ごとも継続することが大切だと思う。先輩方が築いてこられた京津奈21懇談会を今後もこの形で引き継ぎ、多くのメンバーに経験していただきたいと思う。そして、その中で新たな取り組みや3単会で一つの事業を行うなどの幅が増えるとよいと思う。

今回は、鉾にまつわる歴史や由緒なども京都YEGのOBの方から教えていただいた。世代を重ね伝統を引き継ぎ保存に尽力されている姿を目の当たりにし、京都の夏の神事をまた違った目で見ることができ、感慨深いものがあった。

取材・写真撮影:日本商工会議所青年部(日本YEG)広報委員会

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