日本・東京商工会議所が事務局を務める日比経済委員会などは4日、「フィリピン投資フォーラム」を都内で開催。フィリピンへの投資に関心を持つ企業関係者など約800人が参加した。フォーラムはベニグノ・アキノ3世大統領の来日に合わせ開催されたもの。
アキノ大統領は、投資先としてのフィリピンの魅力、ASEAN経済共同体(AEC)時代の経済戦略や日本企業への期待について講演。そのほか、グレゴリー・ドミンゴ貿易産業大臣はじめ経済閣僚らから、最新の経済動向、幅広いビジネス機会やインフラ整備計画などについて詳細が説明された。
フィリピンはアキノ大統領が就任して以降、昨年までの年平均経済成長率は5.9%と、ASEANを牽引する高成長国に位置付けられている。また、人口も昨年7月にはついに1億人を突破するなど、新興市場として、また英語を話す若い人材が豊富な製造拠点として、フィリピンの魅力が高まっている。
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