日本政府観光局(JNTO)はこのほど、1月の訪日外客数が、前年同月比9・0%増の250万2千人で、1月として過去最高となったことを発表した。これまでの1月の過去最高は、2017年1月の229万6千人だった。
JNTOでは、「航空路線の新規就航や増便、クルーズ需要の増加などが、各市場で実施した訪日旅行プロモーションの効果と相まって、訪日外客数全体としては堅調に推移した。一方で、昨年は1月末にあった旧正月休暇が今年は2月となったことにより、その影響を受けた中華圏の国や地域などでは、訪日者数が伸び悩んだ」と分析している。
国・地域別では、韓国、豪州が単月として過去最高を記録。旧正月休暇の日程変動の影響を受けて前年同月を下回った台湾、香港、マレーシア、カナダ、英国を除いた13カ国(中国、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、米国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペイン)が1月として過去最高となった。
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