新津商工会議所(新潟県)は5月7日、新潟市秋葉区内でテイクアウトに対応する飲食店などを紹介する常設ウェブサイト「NIITSUテイクアウトどっとこむ」を開設した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で売り上げが落ち込んだ飲食店を支援するため4月にインターネット上で実施した「テイクアウトフェア」が予想以上に好評を得、テイクアウトという販売形式が浸透したこと、店の売り上げを確保する手段として有効であること、店の周知に貢献できることなどが開設の理由だ。
同常設サイトには、5月19日現在37店舗が参加しており、食事処、割烹(かっぽう)、すし、喫茶など業態別に検索できる。各店のメニューは同時にインスタグラムでも紹介している。店舗数は今後随時追加される予定で、同サイトのパンフレットも早期の発行を目指し準備中だ。
同所は「テイクアウトはコロナ禍の収束後も定着すると見込まれる。このサイトを起点に宅配事業者と連携したデリバリーサービスなどの需要を喚起し、会員事業者の販路拡大や地域経済を支える新事業の創出へつなげたい」と意欲的だ。
サイトの詳細は、http://niitsu-takeout.comを参照。
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