和泉商工会議所(大阪府)と和泉市商店連合会は、緊急事態宣言からの休業要請により経営に打撃を受けた事業者を支援するプロジェクト「未来チケットIZUMI」を実施している。参加店の商品券を発行し、地域住民らが専用ウェブサイトで応援したい店の商品券を購入して営業再開時に店舗で使用するという仕組みだ。
4月下旬に参加者を募集、5月1日から販売を開始し、出だしは好調。購入された商品券の代金は、1週間ごとに各店に振り込まれる。チケットの制作や広報、販売・発送、代金の店舗への振り込み手数料などは同所が負担する。チケットの販売は6月30日まで、使用有効期限は10月31日(6カ月)。商品券の発行は地域の財務局長への届け出が必要だが、有効期限が6カ月以内は除外される規定を活用した。
同プロジェクトには、飲食、小売り、サービス、教室など市内の80店以上が参加。チケット価格は各店が設定し、500円、3万円など幅広い。「チケットを買うことでひいきの店の力になれる。将来、お店に行くことを楽しみに、買い物をしていただければ」と同所は力を入れる。
詳細は、https://kirakuza.thebase.in/を参照。
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