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伝えていきたい日本の技 穴太衆積の石垣

粟田建設(あわたけんせつ)(滋賀県大津市)

石の性質に合わせて的確に配置する技法は、職人と石との対話の中で培われたもので、文字で伝えるのは難しいといいます

今月は、『月刊石垣』の40周年を記念して、堅牢強固な穴太衆積(あのうしゅうづみ)の石垣をご紹介します。

穴太衆は、古墳や寺院などの築造を行っていた石工の末裔(まつえい)で、織田信長が築いた安土城の石垣を施工した際に高い評価を受け、信長をはじめとする多くの戦国武将から城塞の石垣構築を任されていました。

穴太衆積の特徴は、積み石の内寄りに重心を置き、石垣の奥に大きさの異なる二つの小石の層を設けている点にあります。これにより積み上げた石が安定し、排水がしっかりと行われるため、数百年もの風雪にも耐えうる堅牢(けんろう)な石垣が生み出されています。

美しく、また耐荷力がコンクリートを上回ると実験で証明されたこともあり、時代を経て再び国内外から注目を集めている穴太衆の石垣。その技術を継承する粟田建設は、修復工事のみならず、現代建築においても高い技術力を発揮しています。

お問い合わせ

粟田建設

TEL:077-578-0170

HP:http://www.anoushu.jp/

※月刊石垣2020年6月号に掲載された記事です。

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