川崎商工会議所(神奈川県)は1月26日、「越中氷見寒ぶり懇親会」を開催した。川崎、氷見両市、両商工会議所の関係者、約180人が氷見の特産品の寒ブリ料理を味わい交流を深めた。平成18年に「京浜工業地帯の父」と称される富山県氷見市出身の実業家、浅野総一郎の映画制作をきっかけに、同所工業部会を中心に商工会議所間の交流が始まった。懇親会は19年に始まり、今回で11回目の開催となる。
懇親会では、氷見商工会議所(富山県)の寺下利宏会頭の発声で、川崎商工会議所の山田長満会頭、福田紀彦川崎市長、浅野総一郎の顕彰に取り組むNPO法人九転十起交流会の山崎健理事長らが大杯で乾杯した。10キログラム級の寒ブリ8本が会場でさばかれ、刺し身や塩焼き、ぶりしゃぶなどに調理して参加者に提供された。今後も両地域は一層の産業振興の交流を深めていく。
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