京都商工会議所では、今年度より「京商知恵基金」を活用した京都・知恵アントレプレナーシップ支援プログラム(K-CAP)事業に取り組んでいる。その一環として5月16日、若者が起業について習得できる新しいイベント「Lunch&Learn Meeting」の第1回を開催した。
同イベントは、昼食を取りながらリラックスした雰囲気の中、先輩起業家の成功の秘訣(ひけつ)を聞いたり、課題を相談したりできる機会を無料で提供する。今年度に5回開く計画で、先輩起業家2人と高校生から社会人まで15人の参加者が、各回設定されたテーマについて話し合うことにしている。
第1回は、新型コロナウイルスの影響により、ビデオ会議システム「zoom」を用いて実施した。学生起業家による司会進行の下、「なぜ起業という道を選んだのか」をテーマに行われた。
イベントを終えて参加者は、「これから社会が変わっていく中で、自分自身も日々努力し変化することが大切だと思った」「現在、商品開発に取り組んでいるが、今回のミーティングでさらなる覚悟、モチベーションにつながった」と話し、今回のイベントが若者のやる気を促進させたことがうかがえる。
第2回は、女性起業家2人を招き、「学生起業家という道を決心する」というテーマで、7月4日に開催する予定だ。
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