敦賀商工会議所(福井県)や敦賀市、市民団体などでつくる「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会は昨年12月2、3日、市内で「つるが鉄道フェスティバル」を開催、6回目の今回は2日間で約8500人が訪れた。敦賀市は明治15(1882)年に日本海側初の鉄道路線が敦賀・長浜間に開設されたことから、「鉄道のまち」をアピール。同イベントはその一環として始まった。
鉄道模型「Nゲージ」や鉄道玩具「プラレール」による巨大なジオラマのほか、今回はJR小浜線開業100周年を記念し、昭和43年から平成12年まで北近畿地域で活躍した列車「キハ28形気動車」を展示。ミニ新幹線やSLの乗車体験イベント、駅弁の販売も行われ、会場は家族連れや鉄道ファンでにぎわった。
同所は、「実行委員会が同じく開催している敦賀港イルミネーション『ミライエ』とも連動し、今後も鉄道をPRしていく。2023年の北陸新幹線敦賀開業を見据え、さらなる観光誘客を図るとともにその受け皿づくりに努めていきたい」と話している。
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