相生商工会議所(兵庫県)は、県の異業種交流活性化支援事業の認定を受け、昨年4月より県立相生産業高等学校、道の駅あいおい白龍城(ペーロンジョウ)を運営するあいおいアクアポリスほか地域の事業者と連携し「相産高校生と共に創る相生特産品開発事業」を実施している。高校生の「若い発想力」で新しい相生の特産品づくりを目指す取り組みだ。
第1弾として「ゆずみそシフォンケーキ」「ゆずと矢野メロンの天然酵母入りパン」、矢野メロンのリキュール「相生育ちのメローネ」などを開発。昨年11月20日に道の駅あいおい白龍城で行われた「ど根性大根大ちゃん祭」では、これらの商品を開発した高校生が販売し、完売するなど好評を得た。
このほど、第2弾としてポン酢「ゆずみそポン!」や、あいおいも(キャッサバ)を使ったアイスクリームなども完成。「現在は、イベント時のみの販売だが、今後は数量の確保や販路について検討していきたい」と同所は話している。
3月14~20日、東京・秋葉原の日本百貨店しょくひんかんにて、開発した商品を販売する予定。考案した高校生も18~20日に出張販売を行う。
最新号を紙面で読める!