平塚商工会議所(神奈川県)は3月28日、平塚市、平塚信用金庫と連携し、創業者を支援する仕組み「ひらつか創業サポーターズ」を立ち上げた。支援の対象は平塚市内に本社、事業所などを置く創業後5年未満の事業者。まちぐるみで創業しやすい環境づくりを推進するために、市内事業者が「創業サポーターズ」(応援企業)として登録し、創業者に対して割引価格でサービスや商品を提供する。
創業者にとっては、創業後間もない時期に取引先を確保することが安定した経営につながり、また、応援企業にとっては販路を開拓できるというメリットがある。応援企業は同事業のウェブサイトに社名などが掲載されるため、PR効果も期待できる。また、応援企業が平塚市中小企業融資制度を利用する際には、今後、信用保証料補助金の上限額が拡充される。 4月2日に事業を開始し、創業者の利用申請と応援企業の登録を受け付け中だ。まずは50社の応援企業登録を目指す。同所は「創業するなら平塚市で、といった意識が浸透するように、創業サポーターズのPRをしたい」と意気込みを語った。
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