富山商工会議所は、小規模事業者の支援に向けて地元金融機関と連携協定を締結した。同協定は、同所の経営発達支援計画に基づく取り組み推進に向けて、地域の小規模事業者の競争力・経営基盤の強化などを支援するとともに、富山市の産業振興、経済の持続的な発展を図ることを目的としている。
同所と協定を結んだのは、県内に本店を置く北陸銀行、富山第一銀行、富山銀行、富山信用金庫。今後、地域の経済動向調査や経営状況の分析、事業者の事業計画策定や策定後の実施支援、需要動向調査などについて連携を強化する予定。
4月19日に行われた協定の締結式では、同所の髙木繁雄会頭が「小規模事業者は地域の経済や雇用を支える重要な存在。金融機関と連携を深め小規模事業者の経営力強化につなげたい」と意気込みを述べた。
同所は、国の認定を受け2015年から取り組みを開始した経営発達支援計画で、小規模事業者の経営分析から経営計画策定、フォローアップまで支援する方針を掲げている。
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