糸魚川商工会議所(新潟県)が設立した一般社団法人空き家活用ネットワーク糸魚川(いえかつ糸魚川)は4月14日、空き家・空き店舗の活用に関する 料相談会を開催した。同相談会では、空き家を売りたい人、買いたい人の双方が、いえかつ糸魚川の会員である宅建業者と相談。今後、毎月第二土曜日に同様の相談会を開催する。
糸魚川市では、他の地方都市と同様に中心市街地の空き家・空き店舗が問題となっている。いえかつ糸魚川は、市内の空き家・空き店舗の有効活用や、移住・定住を促進することなどを目的とした組織だ。物件の売り手・買い手などをつなぐ総合相談窓口としての機能を担う。
いえかつ糸魚川は、同所の空き家・空き店舗対策特別委員会による議論を基に平成29年に設立された。現在、不動産会社やリフォーム会社など42社が会員に加入しており、会員企業による会費などにより運営されている。同所は、会館の一角を無償で貸し出したり、管理業務をサポートしたりするなど、いえかつ糸魚川を全面的にバックアップしている。
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