松山商工会議所(愛媛県)は3月22、23日の2日間、4月から会員企業などに入社する新社会人を対象に、「新入社員研修」を行った。研修は、昭和45年から継続して毎年実施しているもので、今年は77人が参加した。
研修は、それぞれの仕事内容に合わせて「事務」「営業」「観光・販売」「製造・技術」の4コースに分かれて実施。さらに、今回から初めて、急増する観光客に対し、松山を紹介できるような英語を学んでもらおうと、「接客にすぐ使える基本の英会話」の講座も導入した。
参加者からは、「今後どのような営業マンになりたいか、そのためにしなくてはならないことを具体的に考えることができた」「積極的に外国人の接客を行いたい」などの声が聞かれ、満足度も高かった。同所では来年度以降も、ニーズに合わせた内容の新入社員研修を実施していく予定だ。