大東商工会議所(大阪府)、大東市、大阪産業大学の3者は6月29日、人材確保、育成および定着などに関する連携協定を締結した。市内企業の人材不足などの課題に対応するため、3者それぞれが持つノウハウや資源を活用してさまざまな取り組みを展開する。
その一環として、製造業の人材を育成する「大東ものづくり教育道場」を展開。初回は8月に、「3D-CAD講座」を実施する予定だ。また、材料や強度、機械力学についての理論を学ぶ講座や、設計者・エンジニア・高卒採用者向けの入社前研修なども実施し、応用できる人材、即戦力人材の育成を目指す。
そのほか、女性・シニア層・中途採用の若年者と企業をつなぐ取り組み、大学生が企業で実習を行う一方企業の技術者が大学で教えるといった大学と企業が双方向に学び合う仕組みづくりなどへも取り組んでいく。
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