新潟商工会議所はこのほど、主に海外からの観光客を対象に、日本語・英語・中国語で新潟市中心部を案内するマッピングサイト「NIIGATA CITY MAPS」を立ち上げた。増える外国人観光客にも同市を快適に楽しんでもらおうと企画されたもので、Google Mapsと連動している。
サイトでは、市内の飲食店、ホテル、百貨店、美術館やディスカウントストアなどの他、インバウンド対策を踏まえて「免税店」のカテゴリーも設置。また、佐渡島への汽船の乗り口やタクシー乗り場、バスターミナルなどにも迷わず行けるよう、目的地を選ぶと指定の場所からのルート案内が表示される。現在は約70カ所が登録されているが、今後も店舗情報など、随時拡充していく予定だ。
同所は、「新潟市は、東京から新幹線アクセスも良く、時期によっては飛行機のチャーター便も出ている。さらに、佐渡島へ渡る汽船の拠点でもあるため、年々外国人観光客も増えている。少しでも市内で美味しいものを食べたり、買い物をしたりして、滞在を楽しんでもらいたい。それが地域の活性化につながればと思う」と話している。
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